旅の記録と記憶、

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四国の旅・香川県: 讃岐の観音寺 「観音寺」


 四国の旅・香川県: 讃岐の観音寺 「観音寺」   、 




拝むとお金に不自由しないといわれる琴弾山の「寛永通宝


観音寺市の「観音寺」





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三カ所の霊場を抱える、名勝・「琴弾公園

豊浜のすぐ隣が「観音寺市」であり、市名が寺院名と同じなのは珍しい。
四国八十八箇所音霊場で讃岐の霊場は「涅槃の道場」といわれる。

弘法大師が仏門へ入門され、巡礼の終期の入定(にゅうじょう・精神を統一して煩悩を去り、無我の境地にはいること)に至るといわれるところである。 
涅槃(ねはん)とは、煩悩を断じて絶対的な静寂に達した状態で、仏教における理想の境地をいう。 


第69番霊場・観音寺は、地元の人に「おかんおんさん」と親 しく呼ばれている代表的なお寺であり、そのためか市名も観音寺の名がそのまま付いているのである。 

海岸に面して観音寺市民の憩いの場所、自然美と人工美が融和したといわれる名勝・琴弾(ことひき)公園がある。 



瀬戸内海国立公園にも含まれ、白砂青松の有明浜や松林の続く公園は「さくら名所100選」に選ばれており、美しい琴弾山々頂からの展望が見所となっている。 

園内には、珍しく砂で絵が描かれた「寛永通宝」というのがある。
東西122m、南北90m、周囲345mもある巨大な大砂絵の銭形(ぜにがた)で、描かれた理由は定かでないが山頂より拝んだ人は健康でお金に不自由なく暮らせるという。 

ここに琴弾八幡宮神恵院(じんねいん)、観音寺等の名所旧跡が点在している。



琴弾八幡宮」は、縁起によると創建は703年、名僧・日証上人が山頂に草庵を結んで修行していたとき、海のかなたに神船が浮んで琴の音が聞こえた。

これは宇佐八幡(大分・宇佐の神宮で全国八幡宮総本社)のお告げであり、その神船と琴をひきあげて山頂に祀ったという由緒ある神社とのこと。
屋島の合戦に勝利を得た源義経が、次の壇ノ浦の合戦の勝利を祈願したといわれる。 


  
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