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29、安芸の宮島・厳島神社の大鳥居の謎・秘密(2)



 29、安芸の宮島厳島神社の大鳥居の謎・秘密(2) 






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鳥居とは何のため、どんな意味があるのか

厳島神社は、もともと宮島(厳島)そのものをご神体と考え、古代から航海の守り神とされてきました。
厳島の語源が、神に斎く(いつく = 仕える)島といわれて、島そのものが信仰の対象なのです。

一般に鳥居は、神が住む領域と人間の住む領域を別けるための門であり結界なので、宮島(厳島)からは少し離れた今の場所に立てられたのです。
潮の満ち引きで、海になったり砂地になったりする絶妙な場所ですね。

この大鳥居をはじめとする荘厳な建物を再建したのは平清盛。 清盛が再建するまでは小規模な神社でしたが、清盛の改修後は貴族や天皇一族も参拝し、平家一門とともに大いに繁栄したといいます。



大鳥居をくぐる海の道が参道

厳島神社には、海上に大鳥居があります。 厳島神社や宮島をイメージした時に、まず、頭に思い浮かぶのが、この「大鳥居」です。 まさに、ここ厳島神社だけではなく、宮島の「象徴=シンボル」とも言えます。
この大鳥居の謎というか秘密をチョット明かしましょう。

厳島神社の大鳥居は、本社から108m離れた海中に立っています。
そして大鳥居の延長線に本殿正面があります。

これは宮島の参道が海にのびているということが主体となっていて、厳島神社へのお参りは本来、舟に乗り鳥居をくぐって行くのが正式な参拝スタイルです。
その船の参拝の仕方、方法も、左に2回旋廻してから進むのが決まりだとかいわれています。
平清盛は、粋な演出を考えたものですね。



大鳥居のサイズ、

先ず、厳島神社の大鳥居のサイズ(大きさ)は、高さ約16.6m、棟(大棟・笠木)の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60t、厳島神社の大鳥居に使用されている木材はクスノキであります。 

厳島神社の大鳥居に使用されているクスノキの産地としては、社殿から向かって右側(東側)の柱が福岡県久留米市そして、社殿から向かって左側(西側)の柱が佐賀県佐賀市となっているそうです。


次回、 厳島神社の大鳥居の謎・秘密(3)」

  
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