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旅の記録と記憶、

日本国内、東西南北、処々方々を巡る、

新・日本紀行(119)長崎 「長崎チャンポン」

九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)



『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/





 新・日本紀行(119)長崎 「長崎チャンポン」  



 、
http://www.araki-men.com/wp-content/uploads/2010/05/chanpon_main.jpg





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長崎は、チャンポン文化の先駆けであった・・?、

長崎・チャンポン」・・、というと「リンガーハット」でもあり、この事は先にも触れた。

我が家の近くにも「リンガーハット」という中華風の食事屋さんがある。 
実はこの会社・食事屋さんの株を少々持っているので、食事の株主優待券が定期的に送られてくる。
この券を利用して家族・身内と会食するのだが、注文する定番が、チャンポンや皿ウドンといったものである。 


チャンポンとは、元々「長崎チャンポン」で銘打って、全国に展開している長崎名物の中華風料理のことである。 
大元の元祖は大浦地区にある「四海樓」であると言われている。 
長崎チャンポンとは明治32年、長崎の中国料理店にて生まれた国民食で、初代・陳平順氏が長崎にやってくる中国人留学生のために、「うまくてボリュームがあり、栄養価が高く安価なメニューを」と始めたのがルーツだという。



長崎は江戸期、鎖国制を敷く中、日本で唯一の国際貿易港であった。 
従って、諸外国より多様な生活文化が長崎を通して、日本に移入、伝播、定着していった。 
例で言うと、いかにも純日本風の「天婦羅」は、蘭語(オランダ語)で獣肉、魚類、卵を加工したものあり、似た様な物で、長崎で作られ後に江戸に伝わった「すきやき」も長崎である。  

日本人は昔は牛肉を食べなかったことはよく聞く話だが、外国人(欧州、中国等・・)の多かった長崎では日本人も一緒になって食していたという。 
そして、現在、全国で名の通った長崎名物「チャンポン」や「皿ウドン」は中国の料理を元に明治期に作られたオリジナルであるという。 
チャンポン」という名称は、中国語説、ポルトガル語説、日本語説と未だ定説ではなく、所謂、チャンポン説である。 

チャンポンは肉類、魚介類、野菜を混ぜ合わして調理する、つまりチャンポン状態にする、混ぜ合わせるという意味で、今では、“お酒をチャンポンで飲んだ・・”という、形容詞的日本語にもなっている。

尚、この「ちゃんぽん」なる単語は朝鮮語にもあり、同じく「混ぜる」、「混ぜたもの(料理)」という意味を持つという。
また沖縄県で同じ意味の「チャンプルー」はインドネシア語やマレー語にも存在するが、「チャンポン」と「チャンプルー」は同語源と考えられ、由来としては諸説ある。
また、沖縄では「チャンプルー」をご飯の上に盛った料理を「ちゃんぽん」と呼ぶこともあるという。

この他に、長崎を通じて全国に広まった外来語はペンキ(先に述べた)、ボウリング、ビリヤード、ソロバン、ボタン・・と、お馴染みの品々で多種にわたる。

方言・長崎弁の代表格である「ばってん」(しかしながら・・、だがしかし・・)は「But、Then」からきているし、「くらすける」(殴る・・)は「Crush」からきているというが・・?
長崎は、外国文化と日本文化が入り混じった、云わば、「チャンポン文化」の先駆けであった。


次回、「長崎の思案橋







  
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