旅の記録と記憶、

日本国内、東西南北、処々方々を巡る、

平成日本紀行(130)別府 「鉄輪温泉」


九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




『九州紀行』は以下にも記載してます(主に写真主体)
九州紀行」; http://orimasa2009.web.fc2.com/kyusyu.htm
九州紀行」; http://sky.geocities.jp/orimasa2010/
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  平成日本紀行(130)別府 「鉄輪温泉」    、




写真:湯けむりの街、別府・「鉄輪温泉」



雰囲気のある鉄輪温泉の「いで湯坂」






旅の記録;「日本一周」へリンクします

鉄輪温泉は貸間方式の湯治場風・温泉旅館が特徴である・・、

別府・鉄輪温泉(かんなわおんせん)の「双葉荘」滞在・・!!、と今日は、休養の一日と決め込む。 愛車も当然休養である。


鉄輪温泉は別府温泉郷の中でも湯治場風情が最も残るエリアで、その最も特徴的なのが「貸間」という名前の湯治宿が数多く存在することである。
貸間は基本的には温泉立寄り客や普通の観光宿泊客は受け付けず、湯治目的の滞在型連泊、逗留するためのもので、その良さが体験出来るのである。 

小生が鉄輪温泉の「双葉荘」を知ったのは、或る若き男性が九日間も逗留し、その良さを切々と記載してあったのをインターネットの配信上で拝見したからである。


別府七湯の一つ鉄輪温泉は、別府市の北側に位置する。
湯布院から鶴見岳の麓を来た県道11号線(やまなみハイウェイ)が国道500と合流して鉄輪の温泉街に入る。その左側が湯治場風情が残るエリアであり、中心を「いで湯坂」が雰囲気宜しく通り抜けている。

投宿する「双葉荘」は、「いで湯坂」の入り口部の角にあり、温泉街でも大きい部類の湯治宿ではなかろうか・・?。
「貸間」と言われる部屋を取り巻く中心、中庭に巨大な地獄のタワー(高温の温泉ガスが噴出する塔で下部に温泉、上部は温泉蒸気を分離する塔)が二塔あり、その周囲に蒸気釜が五個、熱湯釜が二個あり、湯治客が調理等に利用している。

これらに面している各部屋は、タワーの持つ熱気で夏場は大変であろうが、冬場は暖房いらずであろう。
小生の借りた部屋は廊下伝いの入り口角にあたり、廊下の表側にはこじんまりした庭園があり、その外は「いで湯坂」という緩い坂道になっている。 

部屋から中庭を隔てて正面に見えるのが、飾り玄関のある「地獄熱温泉」と命名している共同湯である。 
いで湯坂を往来する湯治客もそうであろうが、時間ともなるとこの共同湯の浴室窓から聞こえてくる浴客の声が、何とも賑やかで華やかで雰囲気が出ているのである。

「いで湯坂」は温泉タウンらしい派手さは無いが、下駄の音が快く響く湯治場らしい雰囲気があり、やや勾配の付いている細い路地を7、8分歩くと、かの有名な「別府地獄めぐり」が点在しているのである 


次回は、「鉄輪温泉の双葉荘」

  
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