旅の記録と記憶、

日本国内、東西南北、処々方々を巡る、

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

平成日本紀行(207) 三国 「九頭竜川流域」

「旅は道連れ、世は情け」>(日本の諺;江戸いろはカルタ) 平成日本紀行(207) 三国 「九頭竜川流域」 . 九頭竜川河口に広がる三国港 荒々しくも見所一杯の越前海岸の国道305号を北上し、三国町に近付くに従って、どうやら穏かな平地が広がってきた。 左手に…

平成日本紀行(206) 越前 「越前海岸」

.「旅へでたら、石ころをひろってこい・・!」 平成日本紀行(206) 越前 「越前海岸」 . 越前岬灯台 国道が交差する越前梅浦漁港 弁慶の洗濯岩と柱状節理の鉾島 呼鳥門(こちょうもん) 越前海岸の水仙 鄙びた、玉川温泉から新造成った玉川トンネルを抜けると…

平成日本紀行(206) 越前 「越前地方」(2)

「旅のなかで生きる喜びを感じ、創造への意欲をかりたてる」 平成日本紀行(206) 越前 「越前地方」(2) . 越前町厨地区:甲羅に似た「越前がにミュージアム」 この先、その越前海岸を行くことにする。 早速、険しい海岸線のR305を行くことになる。 間もなく…

平成日本紀行(206) 越前 「越前地方」

「旅は私にとって、精神の若返りの泉だ」 <アンデルセン> 平成日本紀行(206) 越前 「越前地方」 . 日本海の荒波寄せる特異な越前海岸 敦賀から福井・越前に入るには、越境山脈を超えなければならない。ところで、現在の福井県の県域は若狭湾から北陸と呼ば…

平成日本紀行(205) 敦賀 「原子力発電」

旅の諺 「東へ行った、西にも行った、やはり、わが家が一番だった」 平成日本紀行(205) 敦賀 「原子力発電」 . 敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」 敦賀へ来たら、もう一言書かねばなるまい、「原発」のことである。敦賀原発街道とも言われ、敦賀一帯は原発…

平成日本紀行(205) 敦賀 「気比祭神と御食(みけ)の国」

「百聞は一見にしかず「」 <日本の諺> 平成日本紀行(205) 敦賀 「気比祭神と御食(みけ)の国」 . 気比神宮摂社・角鹿神社(ツヌガ神社) 若狭地方の敦賀は、古来より日本海を通じて大陸との交流が盛んでであった。古代(奈良朝時代以前は歴史的には原始古…

平成日本紀行(205) 敦賀 「松原と神宮」

「旅の終わり、そして本当の旅の終わりは・・?」 平成日本紀行(205) 敦賀 「松原と神宮」 。 気比の松原 気比神宮大鳥居と本殿 敦賀半島の根元にあたる旗護山トンネルを抜けると、ここは既に敦賀である。 更に、若葉町の交差点を左に折れ、ぶち当たったとこ…

平成日本紀行(204) 三方 「三方五湖」

「長生きするものは多くを知る。 旅をしたものはそれ以上を知る。」 <アラブの諺> 平成日本紀行(204) 三方 「三方五湖」 . 写真(資料):三方五湖俯瞰 三方五湖の1つ「久々子湖」 国道27号の丹後街道から三方町、三方五湖へ向かった。 先刻から若狭湾の入…

平成日本紀行(203) 小浜 「お水送りとお水取り」

「寝てばかりいる賢人より、放浪する愚人」 平成日本紀行(203) 小浜 「お水送りとお水取り」 . 写真:神宮寺本堂 本堂横の霊水・閼伽水 霊水・閼伽水の名札 写真:鵜の瀬の清流 「お水送り」の神事 その神宮寺本堂の手前に霊水の井戸・「閼伽水」というのが…

平成日本紀行(203) 小浜 「神宮寺と神仏習合」

「月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり」 <松尾芭蕉(奥の細道)> 平成日本紀行(203) 小浜 「神宮寺と神仏習合」 . ところで、一般に神宮寺(じんぐうじ)とは、日本において神仏習合思想に基づいて神社を実質的に運営していた仏教寺院のこ…