旅の記録と記憶、

日本国内、東西南北、処々方々を巡る、

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

平成日本紀行(229) 糸魚川 「姫川」

平成日本紀行(229) 糸魚川 「姫川」 . 白馬連峰を望む姫川と大糸線 (提供 http://tetsurohyakkei.web5.jp/tetsurohyakkei.gallery03top.html さん) 「姫川」は、フォッサマグナの西縁、いわゆる糸魚川・静岡構造線に沿って白馬村から糸魚川市まで流れてい…

平成日本紀行(229) 糸魚川 「天津神と出雲神」

平成日本紀行(229) 糸魚川 「天津神と出雲神」 . 天津神社の「けんか祭り」 天津神社と奴奈川神社のことであるが、 奴奈川姫に言わせれば、憎き相手の大国主であるが、所詮は夫婦の契りを交わし、愛児お一子をもうけているのである。 その為もあって奴奈川神…

平成日本紀行(229) 糸魚川 「奴奈川姫と翡翠」

平成日本紀行(229) 糸魚川 「奴奈川姫と翡翠」 . 奴奈川神社と天津神社の各本殿 親不知ピアパークを横に見ながら、青海から姫川を渡り「糸魚川」に着いた。 思えば昨年秋、日本周遊の旅へ出発した折、先ず、東日本を巡る旅程でここ糸魚川より日本海を北上し…

平成日本紀行(228) 親不知 「親不知・子不知」

平成日本紀行(228) 親不知 「親不知・子不知」 . 写真:国道沿いに建つ「親不知親子の像」 写真:旧国道(親不知の見所) 建設当時岩壁に彫られた文字「如砥如矢」 写真:現在の親不知の景観 市振から天険トンネルを抜けると国道沿いにひっそりとした、その名…

平成日本紀行(227) 越中境 「市振の関」

平成日本紀行(227) 越中境 「市振の関」 . 市振の関(2枚) 国道8号線を東進するに従って、屏風のような山塊が迫ってくる。 後立山連峰・白馬岳の支脈が北方へ延びて日本海に落ちているのである。 そのため各交通路である国道、高速道、北陸本線等は海側の…

平成日本紀行(226) 黒部 「黒部峡谷」

平成日本紀行(226) 黒部 「黒部峡谷」 . 宇奈月温泉駅とトロッコ列車 黒部峡谷の「後曳橋」を渡るトロッコ列車 黒部に来た。 こちらも立山黒部アルペンルート(越中富山~信濃大町)に負けないくらいの山岳観光のメッカである。 特に黒部峡谷は秋の紅葉の絶…

平成日本紀行(225) 魚津 「蜃気楼」

. 平成日本紀行(225) 魚津 「蜃気楼」 . 特色ある海底地形によって“魚色”の多い富山湾で、それを表すような代表的な地名が「魚津」であろう。 その名が示すとおり古来より魚の多種多量の産地ということで、聞き伝えで大勢の人が移ってきて次第に家数も増え、…

平成日本紀行(224) 富山 「富山湾」

平成日本紀行(224) 富山 「富山湾」 . 再び、国道8号線へ出て東へ向かう・・、 それにしても神通川を横に見ながらであるが、富山平野は大小の河川が多く、それらの河川には、いずれも豊富な水量が流れている。思えば、今日が本旅行の概ねの最終日であろう(…

平成日本紀行(224) 富山 「越中守・佐々成政」

平成日本紀行(224) 富山 「越中守・佐々成政」 . 越中・富山城 富山駅の南、国道41号線(飛騨街道)沿いに「富山城址」がある。 南大手門より本丸南側の堀と石垣を水に映して天守閣が聳え、城内を行くと白壁の新装したであろう城郭が美景である。 ただ、天守…

平成日本紀行(224) 富山 「越中・富山」

平成日本紀行(224) 富山 「越中・富山」 . 富山駅前の「薬売り像」 国道8号線から神通川に架かる大橋を渡り、富山市内を目指した。 ノーベル賞の田中耕一氏も富山市出身であり、質素倹約の富山県人のことは先に記したが、県人一般に言えることは勤勉で粘りつ…