四国の旅・高知県; 土佐の横浪半島 「青竜寺と朝青龍」
本坊への鐘楼門
本堂まで続く石段
青龍寺 本堂
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宇佐漁港の外れから昭和49年に華美な橋が開通した。
その「宇佐大橋」を渡って、対岸の島のような横浪半島へ行く。
すぐに36番霊場「青竜寺」があった、堂々たる山門をくぐり、長い石段を登ると正面に本堂、その左に大師堂、 右に薬師堂が並んでいる。
潮風を受ける本堂の軒下には宇佐の港にも象徴される、多くの船を描いた絵馬が奉納され、船人たちの本尊・波切不動明王への厚い信仰が伺える。
因みに、「不動明王」とは・・?、
仏教で云う「大日如来」とは、森羅万象全てを創造した宇宙の根本仏のことで、仏像には普通、大日如来を真ん中にして右側に観音様(壷を持つ=凹=水)、左側に不動明王(剣=凸=火)を配置するという。
つまり、観音様は肉体で、「不動明王は精神を現す」といわれる。 これは、人の腹、首、頭の三位一体を教えているともいう。
不動明王の精神は、仏道に導くために煩悩を打ち砕き、悪魔を下し、邪物を畏怖せしめ、菩提の心が揺るがないことから不動という。
押し寄せる大波(煩悩)を粉々に打ち砕く不動様を特に「波切不動明王」と信じ、この不動様を拝めば、どんな嵐でも船は安全であり、
大漁もまた間違いなしといわれる。
朱色が鮮やかな三重塔が石段の途中の左側にある。
青龍寺・三重塔
「青龍寺」は、弘法大師が唐の都・長安のにちなんで建立したという。
また、平成の大横綱と形容されるモンゴル出身の「朝青龍明徳」という「しこ名」は、四国霊場・青龍寺に因んで名づけられた。
明徳の名は、同寺の近くにある出身校であり、高校野球でも有名な明徳義塾高校の名をを付けたもの。
因みに、「朝青龍」の所属するの砂部屋は現、若松親方(元大関・朝潮太郎)で、出身は室戸市である。
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